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O-RUSHテクニカルセンターのスタッフが、ファクトリーの最新情報をお届けします。

【ボルボ V40】ブレーキペダルが固い原因は?C002192エラーとマスターバック交換の重要性|兵庫県尼崎市

  • 執筆者の写真: テクニカルセンターメンバー
    テクニカルセンターメンバー
  • 1月26日
  • 読了時間: 3分

ブレーキペダルが「重い・固い」と感じたら危険のサイン

ボルボ V40 D4にお乗りの際、ブレーキペダルを踏み込んだ感触が以前より重くなったり、奥まで踏み込むのに力が必要になったりしたことはありませんか。 ブレーキは車を止めるための最も重要な装置であり、その違和感は重大な事故に直結する非常に危険なサインです。

特に「ブレーキペダルを連続して踏むとすぐに固くなる」といった症状がある場合、ブレーキをアシストするシステムが正常に機能していません。 そのまま走行を続けると、いざという時に十分な制動力を得られなくなる恐れがあるため、迅速な対応が必要です。


V40内装イメージ


診断機が示すC002192エラーと「ピーピー音」の正体

車両に専用の診断機を接続した際、ボルボ V40で多く見られるのが「C002192:ブレーキブースター性能障害」や「ブレーキサーボ低下」というエラーメッセージです。 これは、ドライバーがペダルを踏む力を増幅させる「ブレーキブースター(マスターバック)」に異常があることを示しています。


空気が漏れる異音を確認

O-RUSHでの点検時、ブレーキを断続的に踏むと、マスターバック付近から「ピーピー」という空気が漏れるような異音が発生することがあります。 これはマスターバック内部の気密性が失われ、真空状態を維持できなくなっている証拠です。 この状態になると、本来得られるはずのアシスト力が働かなくなり、ドライバーは自分の脚力だけで重い車体を止めなければならなくなります。



V40 D4特有の難易度の高い修理プロセス

ボルボ V40、特にディーゼルエンジンのD4モデルにおいて、ブレーキマスターバックの交換は非常に難易度が高く、手間のかかる作業となります。 マスターバックが取り付けられている位置がエンジンルームの奥深くにあるため、単純に部品を脱着することが困難だからです。


周辺部品の脱着とエンジンの移動

O-RUSHでは、マスターシリンダーの取り外しはもちろんのこと、作業スペースを確保するためにエンジンの一部を切り離し、思い切り前方にずらすという特殊な工程を行います。 さらに、これに伴いブレーキオイル、冷却水、さらにはエアコンガスまで一度抜き取り、作業後に再充填する必要があります。 物理的なパーツ交換だけでなく、車両全体のシステムを一度リセットし、再セットアップするような精密な作業が求められます。


ボルボの安全性を取り戻すために

今回の修理では、不具合の根源であったマスターバックを新品に交換し、全ての油脂類・ガスを規定量充填することで、本来の軽やかで確実なブレーキタッチが復活しました。 もちろん、各ガスケット類も新品に交換し、二次的な漏れが発生しないよう細心の注意を払って復元しています。

ブレーキの不調は、どのような些細な違和感であっても放置してはいけません。 「少し重くなった気がする」「警告灯が消えたりついたりする」という段階で、輸入車の構造を熟知したO-RUSHへご相談ください。 私たちは、ボルボが誇る高い安全性能を維持し、オーナー様が心から安心してドライブを楽しめるよう、確実な技術でサポートいたします。



お問い合わせ先

O-RUSHテクニカルセンター

兵庫県尼崎市西向島町145-5

営業時間:10:00〜18:30(定休日:日曜)

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