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O-RUSHテクニカルセンターのスタッフが、ファクトリーの最新情報をお届けします。

プジョー5008のエンジンチェックランプ点灯!プラグ&コイル交換修理

8月28日
読了時間: 4分

項目

内容

車種

プジョー 5008 シエロ

症状

エンジンチェックランプ点灯

原因

1番シリンダーのイグニッションコイル不良による燃焼失火

修理内容

イグニッションコイルとスパークプラグを全数交換


プジョー5008のエンジンチェックランプ点灯を解決!

フランス車特有の構造を見極める確実な点火系修理

スタイリッシュなフレンチデザインと、3列シートの優れた実用性を兼ね備えたプジョー5008シエロ。 ロングドライブも快適にこなすプレミアムなミニバンですが、メーターパネルに「エンジンチェックランプ」が点灯すると、楽しいドライブが一転して不安に包まれてしまいます。

 エンジンの警告灯は、車両の心臓部に何らかの異常が発生していることを知らせる重要なサインです。 

「少し車体がガタガタ震えるけれど動くから」と症状を放置してしまうと、未燃焼のガソリンがそのまま排気管へ流れ、高額なキャタライザー(触媒)を溶損させるという深刻な二次被害を引き起こしかねません。 

最悪の場合、エンジン自体が完全に始動不能となり、出先で立ち往生する危険性もあります。 異変を感じたら、すぐに信頼できるプロフェッショナルへ相談することが大切です。



診断ミスを許さない!フランス車特有の構造と精密な現車確認

今回ご入庫いただいたプジョー5008シエロは、エンジンチェックランプが点灯し、アイドリングの不安定な症状が見られました。 

O-RUSHのメカニックは、まずOBD2診断機を接続し、車載コンピューターのメモリを読み解きます。 表示されたエラーコードは「P1336」および「P1337」。 これは「燃焼失火、1番シリンダー噴射機」を示すコードでした。 

ここで、輸入車の整備経験が浅いショップが陥りやすい大きな罠が存在します。 一般的な日本車や多くのドイツ車では、車両の前方からエンジンを見て「左側(タイミングベルト側)」から順に1番、2番と数えます。 

しかし、このプジョーのエンジンは逆であり、前方から見て「右側(トランスミッション側)」が1番シリンダーとなるのです。 O-RUSHのメカニックはこのフランス車特有の基本構造を完璧に熟知しているため、診断ミスをすることなく、的確に右側の1番シリンダーへアプローチします。 

さらに原因を確定させるため、1番と2番のイグニッションコイルを入れ替えて再度テストを行う現車確認プロセスを実施。 

エラーが2番シリンダーへと移行したことを確認し、「1番シリンダーのイグニッションコイル不良による失火」と原因を完全に断定いたしました。



予防整備も含めた安心のイグニッションコイル&スパークプラグ全数交換

原因が特定できたため、O-RUSHでは速やかに交換作業へと移ります。 

今回、故障していたのは1番シリンダーのイグニッションコイルでしたが、他のシリンダーのコイルやスパークプラグも同様に走行距離に応じて摩耗・劣化が進んでいる状態でした。 

そのため、今回はお客様とご相談の上、今後のトラブルを未然に防ぐ予防整備として、すべての気筒のイグニッションコイルとスパークプラグをセットで全数交換いたしました。 

劣化したパーツを丁寧に取り外し、新しい高品質な新品パーツへと組み替えていきます。 交換作業の完了後、再び診断機を接続してエラーコードを綺麗に消去し、入念な試運転を行いました。 

アイドリングの不快な振動は完全に消え去り、プジョーらしい滑らかで力強い加速フィールがしっかりと蘇ったことを確認してご納車となりました。



点火系のトラブルを未然に防ぐためのチェックポイント

愛車のプジョーを常に好調に保ち、突然の警告灯点灯に慌てないためにオーナー様が日常で確認できるポイントです。

  • アイドリング中に、以前よりも車体の細かな振動(ブルブルとした震え)が大きくなっていないか確認する

  • 信号待ちからの発進時や加速時に、一瞬エンジンが息継ぎをするような引っかかりがないか注視する

  • スパークプラグの定期交換時期(一般的な目安として走行2万~4万キロごと)を過ぎていないか管理する

  • 燃費が以前に比べて急激に悪化していないか、給油のタイミングなどでチェックする

  • エンジン始動時のクランキング(セルモーターが回る時間)が長くなっていないか耳を澄ませる



フレンチ車のデリケートなトラブルはO-RUSHへお任せください

プジョーをはじめとするフランス車は、独自の設計思想や国産車とは異なる構造を持っているため、整備には専門的な知識と豊富な経験が必要不可欠です。 

シリンダーの数え方一つをとっても、確かなノウハウがなければ誤った部品を交換してしまい、直らないどころか無駄な費用がかかってしまうこともあります。

 O-RUSHには、各欧州車の特性を知り尽くした熟練のメカニックが在籍しており、診断機の結果だけに頼らない確実な現車点検で原因の核心へと迫ります。 

「チェックランプが点いた」「エンジンの調子がいつもと違う」と感じたら、輸入車のスペシャリストであるO-RUSHまでどうぞお気軽にご相談ください。



お問い合わせ先

O-RUSHテクニカルセンター

兵庫県尼崎市西向島町145-5

営業時間:10:00〜18:30(定休日:日曜)

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